【富山市版】遺産分割の悩みを無事に解決できた事例
富山市における、「遺産分割の悩みを無事に解決」するまでを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。
1. 富山市にお住まいのN様が、「兄が実家を相続すると主張したが、兄弟が納得できる遺産分割ができた事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 富山市上赤江 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 88.70m² | 土地面積 | 133.80m² |
築年数 | 38年 | 成約価格 | ― |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は富山市にお住まいの50代N様です。
お母様が亡くなられたことで、N様とお兄様に相続が発生し、遺産には市内のご実家と金融資産が含まれていました。
お兄様は長年お母様の介護をしていたことから、「自分が実家を相続すべきだ」と強く主張されていたのです。
N様はお兄様の主張を理解しつつも、「相続は公平であるべき」という考えを持っており、話し合いは平行線のまま。
まずはご実家の不動産の価値を正確に把握することで冷静に話を進めようと、不動産会社に相談することにしました。
解決したいトラブル・課題
課題
兄が主張している不公平な遺産分割案を感情的にならず、冷静に見直したい。
不動産会社の探し方・選び方
N様は市内の不動産会社をネットで調べ、下記の2点を重視して相談先を決めることにしました。
- 不動産の正確な査定が可能
- 不動産における相続のアドバイスも可能
最終的に、上記2点に加えて無料相談も可能で気軽に問い合わせしやすいところに相談することにしました。
N様の「トラブル・課題」の解決方法
不動産は分割が困難であり、相続人の間でのトラブルが発生しやすい資産です。
そのため、相続人全員が納得のいく相続を実現するためにも、遺産分割の見直しは欠かせません。
1.遺産分割の見直しのポイント
遺産分割の内容を見直す際には下記のポイントを押さえながら進めると良いでしょう。
- 不動産を正確に査定する
不動産は市場価値を正確に把握することが重要です。
公正で正確な査定を行うことで遺産分割の公平性を担保できます。 - 遺産の全体価値を明確化する
不動産や金融資産、その他の資産の全体価値を明確にしてから分割方法を検討します。
- 「代償分割」を取り入れる
お兄様が不動産を相続する場合、均等かお互いが納得のいく配分になるよう、お兄様が相応の現金をN様に支払う方法です。
- 専門家のアドバイスをもらう
相続に関する問題に詳しい不動産会社や司法書士などの専門家に相談し、法律や税制を考慮した適切な分割方法を検討することです。
客観的なアドバイスを取り入れることで冷静に合意形成を図ることが可能です。
2.「結果」
不動産会社が作成した査定書をもとに、N様は改めてお兄様と話し合いを実施することにしました。
最終的には、不動産はお兄様が取得し、その代償として一定の金額をN様に支払う「代償分割」で合意が成立しました。
トラブルが大きくなる前に、再協議できたことで兄弟間にわだかまりを残さず納得のいく遺産分割ができました。
「兄の主張も理解しつつ、自分の気持ちもきちんと尊重してもらえる形になって良かったです」と、N様は安堵されたご様子でした。
2. 富山市にお住まいのR様が、「遺産分割協議がまとまらず、専門家に依頼することでスムーズに解決できた事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 富山市栗島町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 120.57m² | 土地面積 | 224.66m² |
築年数 | 40年 | 成約価格 | ― |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は富山市にお住まいの40代R様です。
お母様がお亡くなりになり、R様は市内にあるご実家と金融資産をお兄様と相続することになりました。
しかし、生前にお母様はお兄様が現在お住まいの一戸建てを購入する際に多額の資金援助を行っていたことが発覚し、その上でR様はお兄様と遺産を均等に相続することを不公平に感じ、話し合ったものの意見がまとまらず、解決策を模索していました。
解決したいトラブル・課題
課題
遺産分割協議がまとまらず、遺産を納得いく形に分配する方法が見つからない。
ひとまず、お母様の財産を正確に把握するため、不動産会社に査定依頼することに決め、財産の分割についてもアドバイスを聞くことにしました。
不動産会社の探し方・選び方
R様は市内の不動産会社に相談することにしました。
いくつか不動産会社に問合せた結果、
- 親身に話をきいてくれる担当者がいた
- 相続に精通した専門家を紹介してくれる
上記2点で信頼できると感じたところに相談することに決めました。
R様の「トラブル・課題」の解決方法
R様はお兄様と遺産分割で揉めており、公平な相続ができない、と困っていいらっしゃいました。
そこで、弊社は弁護士を交えて話し合いをすることを提案いたしました。
1.弁護士を交えて話し合いを行うメリット
弁護士を交えることで以下のメリットがあります。
- 話し合いを冷静に進めることが可能
- 法的に正しい内容で進めることが可能
- 相続人それぞれの事情などを考慮した分割割合を提示してくれる
- 調停・裁判になってもそのまま代理人として対応してもらえる
相続不動産における遺産分割でトラブルに発展した場合、専門家の手を借りることでスムーズに解決できる可能性があります。
2.「結果」
R様は、弁護士を交えてお兄様と再び話し合いをすることにしました。
その結果、お兄様が受けた資金援助分を考慮した公平な分割案が成立しました。
R様は納得のいく遺産分割を実現でき、大変満足されていらっしゃいます。
3. 富山市にお住まいのF様が、「遺産分割調停を行うことで、相続人全員が納得のいく遺産分割ができた事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 富山市堀川町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 92.10m² | 土地面積 | 141.25m² |
築年数 | 40年 | 査定価格 | 910万円 |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は富山市にお住まいの50代のF様です。
お父様が亡くなられたことにより、ご長男・ご次男・三男のF様の3人兄弟で遺産を相続することになりました。
生前にお父様が用意していた遺言書には「ご長男が実家を相続し、金融資産をご次男と三男のF様で分けるように」と明記されていました。
しかし、ご実家の価値はおそらく金融遺産よりも高いです。
そのため、ご長男の取り分が多くなることから、F様とご次男は分割内容に不公平さを感じています。
一方のご長男は、遺言書通りに相続したがっていることから、意見が対立しています。
そこでF様は、まず実家の不動産の正確な価値を把握し、兄弟間で納得のいく形に修正できないかを探るため、不動産会社に相談をすることにしました。
解決したいトラブル・課題
課題
遺言書の内容は尊重したいが、不動産の価値が高すぎて兄弟間で不公平になってしまう。
不動産会社の探し方・選び方
F様は適正な査定に加え、相続不動産にも知見がありそうな不動産会社をネットで調べました。最終的に、
- 地域密着で富山市の不動産市場を把握しており適正な査定をしてくれそう
- 相続不動産のトラブル事例を掲載しており、知見がありそう
上記2点が自身の問題解決をスムーズに行ってくれそうと感じたところに相談することにしました。
F様の「トラブル・課題」の解決方法
遺言書が用意されている場合でも相続人同士で争いが起こることは珍しいことではありません。
遺産分割においてトラブルが大きくなりそうであれば「遺産分割調停」という制度を活用するのも1つの手段です。
1.「遺産分割調停」とは
遺産分割調停とは、家庭裁判所を通して行われる正式な手続きで、遺産分割において相続人同士で調整がつかない場合、中立的な調停委員の立会いのもとで冷静な話し合いが進められる制度です。
遺産分割調停は下記の手順で行われます。
① 調停を申し立てる
家庭裁判所に調停申立書を提出する
② 調停期日の決定
双方のスケジュールを調整する
③ 調停の実施
調停委員が間に入り話し合いを開始する
④ 調停の成立または不成立
成立しない場合は審判に移行する
2.「結果」
F様は弊社の説明を受け、法的に進めた方がより正確な遺産配分ができると考え、調停を申し立てることにしました。
その結果、兄弟間での感情的な議論を避けながら、実家の評価額を根拠として、公平性のある再分割案を提示することができました。
最終的にご長男が実家を相続し、差額に応じた代償金をご次男とF様に支払う形で合意が成立しました。
遺言書の内容を尊重しつつ、兄弟全員が納得する分割が実現しました。
「遺言書に縛られすぎず、現実的に話し合えたことで、兄弟関係にヒビを入れずに済みました」と、F様は大きく安心されていらっしゃいました。
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